しゃくろぐ 
今回はWeb4.0について記載していきます。
現在のところ欧州委員会がAIやメタバースなど含む「Web4.0」の概念を提唱しています。
Web4.0とは？
現在のところWeb 4.0についてはまだ明確に定義されているわけではありません。
欧州委員会としては、Web4.0を、人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）、信頼できるブロックチェーン取引、仮想世界（VR）、拡張現実（AR）などを取り入れたものだと草案を提唱しています。
もともと、Web 1.0では情報の閲覧が中心であり、Web 2.0ではユーザーの参加や情報の共有が可能になりました。
最近ではWeb 3.0という概念が注目を集め、現時点ではWebはWeb 2.0からWeb 3.0への移行期にあります。
Web 3.0は分散化された非中央集権なWebの利用方法を可能にし、さらにWeb4.0では人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）なども含めた総合的なWebの概念となっています。
簡単にいえば現在の最新技術をまとめたものです。
Web3.0とWeb4.0の違い
Web 3.0は、中間業者や仲介者を必要とせずに情報を取引できるようにすることが特徴です。
今までは企業が個人情報を握っていたWebの使い方から、個人情報を企業に依存しない分散化された非中央集権型の個人間やり取りができるようになったイメージになります。
Web3.0は非中央集権型の利用方法ですが、Web4.0はそれらを混ぜたAIとIOTなどの組み合わせによってもたらされる概念になります。
ネットワークに接続可能な様々な技術を統合したものという認識でいいかと思います。
Web4.0は、人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）、ブロックチェーン取引、仮想世界（VR）、拡張現実（AR）を取り扱っている点が違いです。
Web4.0にはWeb3.0が含まれる認識でいいかと思います。
まとめ
人工知能（AI）、モノのインターネット（IoT）、ブロックチェーン取引、仮想世界（VR）、拡張現実（AR）などをネットワークに統合した技術といってもまだまだイメージできないレベルのものだと思います。
現在AIは発展途上のため、今後の発展により、多くの技術を組み合わせた製品が登場してくるのかなと思っています。
すべてのモノがネットワークにつながり、AIが人間の代わりをしてくれる時代が来るのかもしれません。
Web4.0の時代が到来することで、生活はこれまで以上に便利に効率的になると思います。
ただ、技術がAIと組み合わさることによって、AIが人間の知能を超えてブラックボックス化が進み、人間がAIの思考回路を理解できなくなる時代が来ることも考えられます。
これらを理解し、対処し、人間の存在意義や役割について考えることが必要な時代がWeb4.0なのかもしれません。
現時点Web4.0は未定義なので、いづれはもう少し具体的な情報がでてくると思っています。
